革靴はデザインや素材・製法などの違いにより、同じサイズ表記でもそれぞれ履いた時の感覚が変わってきます。
Affitoの革靴は各商品ごとに寸法の記載をしておりますが、「革靴の特性」を知った上でサイズ選びをすることで、よりフィットする革靴に出会っていただければと思います。
Affitoの靴は本革を使用しています。本革は動物の種類や部位によって硬さは変わりますが、一般的に柔軟性があり伸びます。
反対に、合成皮革や人口皮革、またはエナメルなどのコーティングをしたものは伸びにくいものが多いです。
伸びるなら、ちょっとつま先が痛くても大丈夫?は避けて。
横(足幅)は伸びやすいですが、縦(足長)は伸びにくい性質があります。
足幅は履いているうちに自分の足に馴染むので、少しきつめのものを選んで大丈夫です。
また、革の伸縮とは別に、中底も履いて歩いているうちに足の形に合わせて沈みます。中底の下に入れてあるコルクやフエルトなどの「中物」が、歩くうちに体重がかかり変形するためです。中底が沈むと、靴の中に余裕ができて緩みが出ます。
この緩みも、「伸びた」と感じる一因です。
同じサイズ表記でも、スニーカーより革靴の方が大きめの作りに。
靴を履いた時にできる、つま先の余った空間のことを「捨て寸」と言います。
捨て寸がある理由は、歩く際につま先に体重がかかる瞬間、足の指が前方向に伸びるための伸び代の役割を果たすためです。
そのため、フィッティングの時には捨て寸まで足が入っていない状態で大丈夫です。横(足幅)に合わせてフィッティングするようにしてください。
スニーカーは、衝撃を吸収するためにインソールにスポンジなど厚みのある素材が使われているので、足の実寸よりも0.5cm〜1cmほど余裕のある靴を選ぶと良いと言われています。
革靴の場合は、そういった厚みのある素材が使われていないため、より実寸に近いサイズ表記のものを選ぶことになります。
スニーカーの感覚で大き目を選ぶと、靴の中で足が動いて靴擦れなどの原因に。
例:実寸を測定して【足のサイズが26cm】に当てはまった人
スニーカー=27cm
革靴=26cm
これをふまえて、実際に足のサイズを測ってみましょう。
足のサイズは、血流によるむくみや体重の変化、日中の活動内容などによっても変動し、朝と夜でも少しずつ変わっていきます。(個人差があります。)
足がむくむと、足の体積が水分により多くなるので靴のサイズも大きくなります。
そのため、むくみのない状態で履いた靴が、夕方にはキツくなってしまったということも。自分の足がむくみで一番大きくなるタイミングでの計測・試着がおすすめです。
また、窮屈な靴を履いていると血流を妨げ、足への負担が大きくなってしまうので、自分の足のサイズが朝と夜で変わるという感覚を掴むことも大切です。
日本人の約7割程度が「夕方になると足がむくみやすい」という統計があるので、足のむくみの自覚がない方は夕方に計測することをおすすめします。
自分のむくみやすい時間帯がわかっている方は、その時間に合わせて計測しましょう。
普段、革靴を履く時と同じ靴下を着用しましょう。
足長計測シートに足を乗せて、できるだけ忠実にペンでなぞり足型を取ります。
なぞった足型から縦の長さを計測し、自分のサイズを確認します。
印刷設定やプリントアウトの状態により誤差が生じることがありますので、定規でも測っていただくとより正確です。
各商品ページにあるサイズ詳細と照らし合わせ、計測した自分のサイズのシューズを選びます。
足幅まで測りたい方はメジャーを使い、足の両端の出っ張った部分同士の距離を測ります。
サイズ感ぴったりで履きたい方
計測した結果に当てはまるサイズを選ぶのがおすすめです。
ゆったりめで履きたい方
計測した結果に当てはまるサイズより1つ大きいサイズを選ぶのがおすすめです。
この計測シートでは足の縦のサイズを計測しますが、足のサイズを決めるには他にも甲の高さなども関係するため個人差が出ます。
この計測方法で出したサイズが当てはまらない場合もありますので、ご了承ください。
Affitoは愛知県名古屋市に実店舗がございます。
実際にお手にとって、革靴のサイズ感や履き心地をお試しいただけます。
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